今回は自宅で無料で使える機械系2DCADである「鍋CAD」について記事を書いていこうと思います。
普段仕事で、2DCADで図面を書くのは「MICRO CADAM Helix」や「I-CAD」を使っております。
勿論メイン業務は3DCADの「SolidWorks」や「CATIA V5」を使っての3Dモデリングや図面作成が多いですが、まだまだ2DCADをメインで使っているお客様も多いので、2DCADで図面を書くことも結構あります。
まあ正直言ってしまえば、図面を書くだけであれば圧倒的に「MICRO CADAM Helix」や「I-CAD」を使う方が楽ですけどね!!
なので今回は、自宅で図面の練習をする学生さんや新入社員さん向けに、
私が機械系2DCADでもっともオススメする「鍋CAD」のダウンロードとインストールについて、記事を書いていこうと思います。
「鍋CAD」ダウンロードについて
・いつもお決まりですが、「窓の杜」や「Vector」からダウンロードするのが分かりやすいので、今回もその方法で説明していきます。
■まずGoogleで「鍋CAD」と検索します
■Vectorのページを開きます
■ダウンロードのタブをクリックします
■「ダウンロードページへ」をクリックします
■「今すぐダウンロード」をクリックします
■任意の場所に保存します。
※今回はディスクトップに保存しました
「鍋CAD」インストールについて
■先ほどダウンロードした「NTCAD906F.exe」をダブルクリックします。
すると言語の画面になるので、日本語になっていることを確認してOKをクリックします。
■使用許諾契約書を読んで「同意する」にチェックを付けて「次へ」を選択します
■「次へ」をクリックします
※今回はフルインストールします
■「次へ」をクリックします
■「インストール」をクリックします
■無事インストールが出来ました!
「鍋CAD」の起動画面
■「鍋CAD」を起動するとこんな感じです
■「ファイル」→「新規作成」で開くと基本背景は白色です
↑A4図枠を選択した状態のイラストです
おまけ
普段から「MICRO CADAM Helix」や「I-CAD」 に慣れている人は、背景は黒色の方が見やすいと思うので、背景を黒色ベースに変更する方法も書いておきます。
■「ツール」→「環境設定」をクリックします
■「色」タブを選択して、「黒系」をクリックします
■背景を黒ベースにすることが出来ました
いかがでしたか!?
今回は無料で使える2DCAD「鍋CAD」について記事を書いていきました。
いつか機械設計者やCADオペレータを目指すのであれば、CADの使い方以外にも製図法についても学ばなければならなくなるので、オススメの本を紹介しておきます!
この本はかなり初心者向けに、図面の読み方や書き方が載っています。
逆にベテランの方には物足りないと感じてしまうくらい、優しく書いてありますので、まだこの業界に来ていない方や、来たばかりの方にはオススメの一冊です!
他にもCADや機械設計の記事を色々書いていますので、もし良かったらコチラも見てみて下さい!!
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コメント
初めましてYouTubeから発見しました。
SOLIDWORKS覚えたくてFREECADインストールしました。
質問ですが、Fusion360とFREECADどちらが、お勧めですか?
宜しければ意見聞かせてください。
初めましてこんにちは。
コメントどうもありがとうございます。
ご質問いただいた件ですが、今後SolidWorksを覚えたいということであれば、Fusion360の方がオススメです。
Fusion360はオプションで、マウス操作をSolidWorksと同じマウス操作に設定することも可能です。
ブログのFusion360記事にも、過去にその内容を書いておりますので、是非そちらも参考にしてみて下さい。