今回はフィレットのかける順番で、合流部の形状が変わってしまう事について記事を書いていこうと思います。
新入社員あるあるなのですが、3DCADをまだ使い始めたばかりの時は、フィレットの順番をあまり気にしない人もいます。
実はフィレットをかける順番が違うと3Dモデル形状が変わってしまいます。
まずは実際に2つのパターンで作成した3Dモデルを見ていきましょう!!
■下図のモデルは角RをR10、隅RをR15でフィレットをかけた状態です
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どちらもフィレットの数値は同じなのですが、合流部の形状が各パターンで違います。
これは先に角Rから作るか、隅Rから作るかで変わってきます。
・パターン①・・・角R (R10)を先に作成
・パターン②・・・隅R (R15)を先に作成
ここに明確な正解は無いのですが、機械設計業界では一般的にパターン①の方が良いとされています。
※ただしこれはケースバイケースのため、実際に働いている上司の方々に色々聞いてみましょう(笑)
いかがでしたか!?
今回はフィレットの順番について記事をアップしました!
本ブログではFusion360の使い方というよりも、もう少し設計者に寄った記事を書いていこうと思っております。(正直3DCADの使い方だけなら他にも良いブログがいっぱい溢れていますし(^_^;>)
本ブログではCADの使い方以外にも、技術計算式のエクセルシートなどもアップしていますので「機械設計の記事」のページも、是非見てもらえると嬉しいです。
それではまた!
公式ガイドブックも出ているので、本を参考にしながら自分のパソコンに「Fusion360」をインストールして、自宅で練習してみるのも良いかもしれません!
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