今回より機械設計のコーナーを作ることにしました。
ここでは機械設計者やCADオペレータ向けに、色々な情報やツールを配布していこうと思います。
記念すべき第1回は、、、『ばね計算』についてです。
機械設計者にとって、ばねの設計は切っても切れないものですよね。
今回ばねの計算シートをExcelで作成したので、この記事の一番下にダウンロードリンクを貼っております。
ここでは実際に、ばね計算シートの使い方について簡単に説明していこうと思います。
ダウンロードしたファイルを開くとこんな画面が出てくると思います。
基本的に黄色のセルを入力していきます。水色のセルは計算結果です。
まず、「線径」「中心径」「有効巻数」「自由高さ」「横弾性係数」を入力します。
すると「ばね定数」が計算されますので、確認しておきましょう!
元データの材質はSUS304で記入してありますが、今回使いたい材質が違う場合は横弾性係数を書き換えてください。
(例:SWP-A、SWP-Bに変更する場合・・・78500 [N/㎜²]など)
次に使用するばねの「セット長」「作動時長」を入力します。
すると「セット荷重」「作動時荷重」が計算されます。
この時「全縮」の判定がNGになっていないか確認して下さい。
最後に1000万回の耐久(グッドマン線図)が、OK範囲かグラフで確認します。
青色の四角で囲ってある中に、赤色の点があればOKです!
今回このExcelシートを作成するのに半日くらいかかってヘトヘトになりました(笑)
ですので出来れば多くの方々に有効に使っていただければ嬉しいです!!
<下記にあるエクセルシートについて>
注意:下記Excelシートにおいて、トラブル等あっても一切責任を負いません。あくまで計算の参考にしていただき、最終チェックはご自身でお願いします。
ダウンロードはコチラから
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